5)母乳の成分-初乳とは-

母乳は血液から作られています。どのような行程で作られているのでしょうか?




母乳はなぜ白い?

母乳の原料はママの血液

母乳は、乳腺房と呼ばれる乳腺組織の一番奥のところで作られています。

母乳は、ママの血液を原料にして、母乳を作っています。血は赤いものですが、なぜ母乳になると白くなるのでしょうか。

ママの血液から赤ちゃんの発育に必要な成分が入ると、そのまま乳腺房に取り入れたり、乳腺細胞で新しい成分に合成したりして、母乳へと分泌されます。

この時のアミノ酸という成分が、母乳のたんぱく質の主成分であるカゼインに合成され、さらにカゼインがたくさん集まって、カゼインミセルという小さなかたまりを作ります。

このカゼインミセルというのが、母乳が白く見える正体です。

(参考:すこやかねっと「母乳の神秘に迫る」

さらに、出始めた時の母乳と、終わりかけの母乳でも成分が違うそうです!前菜から主菜、デザートまでフルコースだそうです!もちろんママが食べた食べ物によっても味が変わるそうです!面白いですね。

初乳とは

生まれたばかりの赤ちゃんは、母乳によっても、感染から守られるのです。生まれた直後にお母さんが分泌する母乳は黄色で透明にちかく、あとに続くいわゆる母乳とはことなります。これを初乳とよび、あとから出る母乳を成乳とよんでいます。初乳の成分をみると、いわゆる母乳とくらべてたんぱくが多く、脂肪や糖は少ないのです。たんぱくの大部分はグロブリンであり、しかもIgAという特殊な分泌型免疫グロブリンがほとんどなのです。
小林登文庫わが子を守る母親の免疫抗体より引用 )

産後はじめて出る母乳の事。黄色いクリーム色のような色をしています。下記に書いてあるIgAという免疫物質が通常の母乳の10~20倍も含まれています。無菌状態で生まれてきた赤ちゃんには、この初乳がとっても大切なもので、これがあるために6ヶ月間は病気をあまりしません。

ちなみに、分娩後すぐに初乳を飲ませたママは、52%だそうです(たまごクラブ2004年2月号P27より)。

私は分娩後すぐに初乳を飲ませませんでした。そういう産院ではありませんでした。産後3日目までおっぱいが張らなかったので、「張る」ってどういう事?のように懐疑的でした。母乳が出るまではミルクを与えていましたが、今考えてみたらそんなに与えなくても大丈夫なのですね(赤ちゃんは生まれてすぐに母乳を与えなくても大丈夫だそうです)。3日目の朝突然ガチガチのおっぱいで目が覚め、脇を伸ばすのも辛いほど張るようになりました。

初乳と成乳の成分比較

分娩後4~5日目の母乳は初乳といい、分娩後10日以上経過した母乳を成乳といい、成分が異なります。

初乳の味は、感じられないか、甘味はなくかすかな塩味がするそうです。

  初乳(分娩後4~5日目) 成乳(分娩後10日以上経過した母乳)
特徴 濃厚で黄味がかっている 白色でさらっとしている
成分の比較 たんぱく質とミネラルが多い。
脂肪や糖質が少量。
免疫物質や酵素類が多く含まれている。
たんぱく質は分娩日数が多くなるにつれて少なくなる。
乳糖や脂肪分はやや増加する。
(参考:赤ちゃんの食生活より 出産後の母乳成分の変化がグラフで分かりやすく掲載されています。)


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